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ハウジングサービス

お客様のサーバやネットワーク機器を、セキュリティ・空調の完備されたサーバ室にお預かりし、24時間体制の運用・管理を実施。常に安定したシステム稼動環境を提供します。ハウジングの方法として、セキュアラックをご用意しております。

ご利用のメリット

  • 冗長化された強固な設備と安心・安全なセキュリティ、最適な環境をお手頃な価格でご利用可能
  • 集中監視システムによる24時間365日のサーバ監視で、安心してご利用可能
  • お客様の事業の拡大に合わせて、ラックやスペースも拡張可能
  • 都心から新幹線で1.5時間、災害時のバックアップセンターとして最適

ラック提供(セキュアラック)

システム機器を設置するために、セキュリティエリアに設置したラック、無停電電源をご提供いたします。

  フルラック ハーフラック 共用ラック
お預かりエリア 19インチ
セキュアラック(EIA規格)
19インチ
セキュアラック(EIA規格)
19インチ
セキュアラック(EIA規格)
空調 床下吹き出し方式 床下吹き出し方式 床下吹き出し方式
電源仕様 無停電電源
AC100V 20A
無停電電源
AC100V 20A
無停電電源
AC100V
電源接続口 20個 10個 1個
機器容量 最大500kg 最大250kg
オプション 棚板、電源、コンセント、ラックファン 棚板、電源、コンセント、ラックファン 棚板、電源、コンセント

 

サーバ室内環境

データセンターのサーバルームにおいては、室温を一定範囲に調整することによりサーバの吸気温度を安定化する方式(空調機本体の設定による自律運転)を採用しています。サーバラック内は、床下と前後メッシュ扉からの空気流入により換気されます。ラック毎の温度監視等は行っておりません。

  • 温度:22〜24℃±2℃程度
  • 湿度:50%±20%程度
  • 空調:床下吹き出し方式

オプショナルサービス

サービスのご利用時に次のサービスをお申込みできます。

作業スペース

システム導入・変更時等に作業のためのスペースをご提供致します。(部屋は共用になる場合があります。)ご使用になる備品等についてはご相談ください。

拡張電源工事

標準提供の電源容量(100V/20A)を拡張する場合、追加電源、200V、三相電源、DC電源などの引き込み工事手配、作業をおこないます。

ラック予約

お客様ラックに隣接したスペースを、3ヶ月を上限に予約します。(空いている場合のみ)

セキュリティロッカー

セキュリティロッカー マニュアル、インストール用媒体等の保管場所の提供をします。お客様の好みの暗証番号で施錠・解錠ができるキーレスタイプ。

サーバラックご利用時の留意事項について

データセンターのサーバルームにおいては、室温を一定範囲に調整することにより、サーバの吸気温度を安定化する方式を採用しています。また、標準ラックについては、セキュリティや換気に配慮して前面・後面にメッシュ扉(開口面積20%)を採用しています。

ラック内に機器を設置する場合には、ラック内部の「熱溜まり」に配慮した機器の設置が求められます。特に近年は技術の進歩により、小型・高性能の機器が増えており、一層注意が必要となっています。弊社標準ラックにおいては許容熱量の目安を定めていますので、これを参考に機器の選定や配置をおこなってください。

なお、電源容量や発熱量を超える機器をラック内に設置することはできません。複数ラックに分散してご利用いただくか、別途、対策をご検討ください。

電源について

  • 標準提供はAC100V 20A、オプションで追加電源もご用意できます。ただし、この場合ラック内機器の温度管理にご注意ください。
  • サーバ機器はできる限り省電力のものをご利用ください。
  • 機器設置後、ご希望により使用電流の計測をおこないます。

温度について

  • 弊社標準ラックは、ラック内のトータル熱量1.5kw(5,400kj)以内でのご利用を想定して設計されています。これを超える可能性がある場合は、別途、ファンの設置などの熱対策をご検討ください。
  • また、トータル熱量の配慮のほか、ラック内の機器の配置などによって局所的に温度が上昇する場合があります。熱量の大きい機器は離して設置するなどの配慮が必要です。
  • サーバラックは、基本的に前面から冷風を送り、サーバ機器のファンにより温風は後面に排出されますので、使用する機器は前面吸気、後面排気のものを採用してください。(機器の中央側や後側から吸気するタイプの場合、機器内部の温度が上昇することがあります。また、前面に排気するタイプの場合、温風がラック前面側に出るため、他の機器にも影響が出る可能性があります。)
  • ラック内床パネル(3枚)は可動式で自由に設定できますが、原則として床下からの空気がラック前面側から出るようにしてご利用ください。
  • 機器設置後、ご希望によりラック内温度の計測をおこないます。

機器配置について

機器の設置方法やサーバファンの排気能力により温度環境は変化します。このため、一概に万全の対策は決定できませんが、以下を参考に調整してください。

  • 奥行きのある機器は下側に配置し、ラック背面側がピラミッド型となるよう設置することにより、暖かい空気が上部に抜けやすくなります。(ラック下側に奥行きのある機器を配置)
  • 余裕がある場合は適当な間隔をとった配置とします。特に、高温になる機器を複数重ねる場合はご注意ください。
  • ラック前面が適正温度環境となります。従って、サーバは前面から吸気して後側に排気するタイプが望ましく、前面側に排気する機器がある場合はラック内の環境が悪化します。また、吸気が前面でない機器は暖かい空気を取り込む可能性があり、機器内の温度が上昇する可能性があります。
  • ラックの下部と上部に設置した(中間を開けた)場合、暖かい空気が回り込むため、上部の機器は前面側も温度が上昇する可能性があります。
  • ラックの最下段、最上段は空気の出入り口になりますので、少し空けることにより空気の流れが改善される可能性があります。
  • ラック背面からの温風が前面側にまわらないようにパネルを貼るなどの対策もご検討ください。

放熱のためのオプション

機器の配置などによる対策をしても十分な放熱が確保できない場合は、次のオプションをご利用いただけます。なお、この場合いくつかのコンセントが別途必要になります。

  • ラック天井ファン(1〜3連)
  • ラック背面扉ファン

(注)ラックファンは消耗品です。


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