当社は、デジタル庁が実施するガバメントクラウド先行事業に採択された長野県須坂市の協力開発事業者として参画します。
ガバメントクラウド先行事業について
ガバメントクラウドとは、国が進めている政策の1つで、地方公共団体の基幹系業務システム(住民基本台帳、税業務システム等)を稼働させるためのクラウド環境であり、原則として全国の地方公共団体が利用します。
先行事業では、ガバメントクラウドに基幹系業務システムを構築し、システムの移行と運用にかかる効果や課題の検証を行います。
また、地方公共団体の共同利用となるガバメントクラウドにおいて、移行したシステムが本番稼働後も安定的に運用できることを確認します。
ガバメントクラウド先行事業には全国から52件の応募があり、長野県須坂市を含む8件が採択されました。
ガバメントクラウド先行事業(市町村の基幹系業務システム等)の採択結果
協力開発事業者として当社が支援する内容
- 事業計画の策定
ガバメントクラウドや回線を市区町村が安心して利用できるよう、移行にかかる課題の検証に向けた計画を策定 - 構築・移行・検証
須坂市が現在利用している基幹系業務システム「Reams」をガバメントクラウドにリフトし、利用できることを検証 - 本番稼働
検証の結果、洗い出された課題に対応し、ガバメントクラウド上で基幹系業務システム「Reams」を本番稼働 - 普及展開
ガバメントクラウドの普及展開のため、検証結果および得られた知見をデジタル庁に報告
当社の行政サービスに対するデジタル化支援
本事業への参画により得られた知見を踏まえ、地方公共団体向け基幹系業務システム「Reams」について、標準仕様に準拠したシステムの構築および確実なガバメントクラウドへの移行を実施するとともに、行政手続きのオンライン化、AI-OCR/RPAの導入、テレワークの推進に向けた各種サービスの提案など、行政サービスのデジタル化を総合的にご支援してまいります。