当社は本年2月に東京証券取引所市場第一部指定となり、また3月には新本社ビルが完成し業務を開始したことを記念して、5月9日（木）記念祝賀会ならびに新本社ビル内覧会を開催しました。
祝賀会には北海道から沖縄まで全国より約200名のご出席を賜り、冒頭で轟社長がこれまでの感謝と新生電算としての決意を述べた後、来賓の代表者様による祝辞を頂戴しました。
これに先立ち行われた新本社ビルの内覧会では約170名のご参加をいただきました。
記念祝賀会挨拶
本日はご多忙の中、私ども電算の「東京証券取引所市場第一部指定」並びに「新本社ビル落成」記念祝賀会にお越しいただきまして、誠にありがとうございます。
当社株式は平成22年6月、東証二部に新規公開、本年2月20日より東証一部に上場となりました。
3月25日、本社機能をすべて新ビルに移転、同日より業務を開始しております。
そして今日ここに多数の皆様方のご臨席を賜り、祝賀会を開催出来ますことは私どもにとりまして、この上ない慶びであります。
これもひとえに、皆様方はじめ、自治体他多くのお客様のご指導・ご支援の賜物と深くお礼申し上げます。同時に、電算の諸先輩ならびに現社員諸君に心から敬意を表するものです。
私どもは昨年度を「電算の新生」、すなわち新しく生まれ変わり、大いなる飛躍にむけて、第一歩を踏み出す時と位置づけました。
東証一部指定と新本社ビル完成、この2つの、大きな経営環境の整備を、新生初年度である、昨年度中に実現させることが、私ども最大の目標でありました。ハラハラドキドキしながらも、お蔭様で同時に年度内に達成することが出来ました。重ねてお礼申し上げます。
新本社ビルは中央部吹き抜けの心地よい開放、随所に採用された最新のエコ技術、そして免震、ビルを囲む豊かな植栽。人にやさしく、環境にやさしく、更に地域社会との程良い調和を目指す、当社の想いが十二分に反映されております。日建設計様をはじめとするすべての工事関係の皆様方に改めて感謝申し上げます。
新本社ビル建設を機に、昨年度よりデータセンターの電気・空調の設備拡充に着手しました。来年度末には、870ラック、現時点から2倍強のラック収容能力となります。 この他、私どもは新規商品開発への大型投資、海外研修を含む人材育成の強化、新たなIT技術の研究・調査等々、新生電算に向けて、積極的・具体的にあらゆる施策を実施してまいります。
さて、新本社ビルロビーに展示しました絵画の画題は、「麒麟現出図」です。選びました理由は、鮮やかに放たれた色彩の魅力と、武宮秀鵬画伯の制作意図に共感したからですが、もうひとつ。不遜にも憚ることなく申し上げますと、中国古来より伝わる麒麟伝説にあやかりたいという願いからです。
私どもは、今日の佳き日を迎え、慶びをかみしめ、新たに大きな責任を確と自覚し、電算の限りない成長と存続にむけて役員・社員一同、全力を尽くし、業務に励んでゆく所存です。
今後とも一層のご指導・ご支援をお願い申し上げます。
本日は誠にありがとうございました。
代表取締役社長 轟 一太
