リース業務パッケージ・システムの特長
リース業界は「会計制度の変更」「J-SOXをはじめとする法令対応」「さまざまな新サービスへの対応」など急激な変化に対応を迫られています。
当社では、会計制度改正時の経験を踏まえて、今後のリースシステム展開のあり方を検討し、「リース会社向けのより信頼性の高い共有システム、リース業務のパッケージ構築・展開を図る」の結論に至りました。
汎用性の高いリース会社向けパッケージ
リース会社の業務を幅広くカバーし、導入が容易なリースシステムです。
当社の業務処理ノウハウを集約した汎用的なリースパッケージとして提供します。
コアとなる会計機能を共通化することで、品質保証と導入までの開発効率を向上させました。
税制・会計制度変更などへの迅速・確実な対応
国際会計基準などへの迅速且つ確実な対応をいたします。
機能改定は、年度ごとにお客様の声を反映した改定計画を作成し機能開発・提供します。
パッケージ改定は、コンサルと協力しながら制度情報の収集を行い信頼性の高いシステムをご提供します。
安全性の高いリースシステム運用
リース業務パッケージは、J-SOX基準、FISC安全対策基準を意識した運用体制。
安全性・信頼性の高いデータセンターを利用した運用サービス。
組み合わせ自由の高い汎用性のリースパッケージ
大規模リースシステムから小規模リースシステムまで対応
リース会社向けにパッケージ化されたメニューを自由に組み合わることで、地銀系リース会社などの大規模システムから、民間系の小規模なリースシステムまで幅広く対応することが可能です。
カスタマイズ | お客様のご要望による固有機能をアドオンできます。 |
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ユーザーインターフェイス(画面・帳票) | 使いやすく、汎用的な画面・帳票を用意しています。 |
リースフレームワーク(業務) | リース会社の業務を幅広くカバーし、理想的な業務手続をシステム化しました。 |
リースフレームワーク(会計) | 会計処理を中心とした機能の共通化を図り、品質の確保と運用負荷の軽減を実現しました。 |
開発基盤 | OSやDBの変化に柔軟に対応します。 |
リースシステム 構成図
機能
顧客情報管理
企業グループ・与信など顧客関連の情報を統合管理します。顧客向けサービス機能を集約します。
統合システム基盤管理
共通マスタ、独立したシステムを管理します。ワークフローにより業務手続のルート・承認を管理します。
営業支援
商談から契約に至る過程の管理、訪問履歴、引き合い案件を管理し、受注見込を把握します。
契約管理
契約(債権、債務)の管理を行います。物件管理については契約管理とは独立した登録が可能です。サービスによらない共通管理とサービスごとの管理を分離します。
支払管理
契約単位の個別支払を基本としますが、自動車メンテナンス料、動産総合保険料等、件数の多いものについては、特別処理を考慮し、契約管理以外のシステム連携が可能です。
請求回収管理
請求データの状態(請求書の発行有無、口振状態、手形状態等)を管理します。契約管理以外のシステムとの連携が可能です。
財務会計
営業取引の自動仕訳を発生させます。仕訳データは外部の会計システムの連携を前提とします。
統計情報(DataWareHouse)
2次利用を前提とした情報系データベースを構築します(月次サマリー)。
リース フレームワーク
「リースフレームワーク(会計)」の構築では品質確保に重点を置き「検証コードの実装」・「データの整合チェック機能の実装」などさまざまな取り組みを行っています。「リースフレームワーク(会計)」の機能的な妥当性を検証するため最大手のコンサルティングファームであるアクセンチュア様にシステムの評価を委託しました。結果は「リースパッケージとしてのシステムコンセプト、リースフレームワーク(会計)の機能については、大手リース会社、アクセンチュアモデルとの対比においても遜色なく、十分な機能を有している」と評価されました。
オートリース 対応
オートリース 専用機能
リース業務パッケージは、基本機能にオートリース専用機能を追加することで、オートリースに対応したシステムとしてご利用いただけます。情報の多いオートリースの初期登録を車種データベースなどにより入力サポートするなど、初期登録から経費・自動車税などの支払い、車検管理などオートリースに必要な機能を提供します。
- 車種データベースとの連携による入力サポート
- 車検管理表
- 任意保険満期管理
- 自動車税支払管理
- メンテナンス料支払管理
他社システムから短期間に導入可能
他社リースパッケージ、独自リースシステムからの導入実績が多数あります。
蓄積されたデータ移行のノウハウにより短期間にシステムを導入できます。