概要
TM-LABは、病院検査部や検査センター、診療所、クリニックを対象とした臨床検査システムです。
検査受付の仕組み(オーダーリング/電子カルテ/医事システム/OMR・OCR読取り機それぞれのオンライン接続)での検体取り間違いの防止や検体ランダム測定を有効にするバーコードラベル発行・測定機能・国内外の分析装置とのオンライン接続の実績、リアルタイム処理報告を可能にした精度管理機能、公衆回線を利用した院内診療科や分院・サブセンターとの端末設置等、臨床検査室の効率化・合理化を実現促進し本来の目的である診療側へのサービス、検査精度の向上等に時間を振り分けられる仕組みを提供します。
これらは、約30年の検査システム開発によるノウハウをコンポーネント化・サブシステム化しており、それらのコンポーネントを組み合わせることによって、短納期でユーザーが望むシステムをインテグレーションし提供できるものです。また、検査そのものが刻々変化するなかで検査担当者が簡単に項目変更・追加といった費用の発生を極力生まないシステムを提供できるようになりました。
総合システムとして提供できるコンポーネントを数多く用意しております。
主な機能
部門別処理機構(分散化システム)とデータ一元管理
検査項目、ワークシート、報告書、分析装置等設定のマスター・テーブル化
マルチジョブ・リアルタイムのデータ収集機能
- 分析装置を複数台接続し、効率的な端末PC配置
測定機オンライン(測定サブシステム:オプション)を用意
- 生化学分析装置・血清分析装置、血液分析装置、一般(尿・便)分析装置、細菌分析装置
外部システムとの接続機能(オプション)
- オーダーリングシステム、医事システム、電子カルテシステム
- 外注検査センター端末
自動化の仕組み
- バーコード管理とラベラー機能、OCR/OMR伝票、分注機・搬送システム
統計集計機能のオープン化
- Excel等の汎用集計ソフトで独自のデータ整理
システムの特徴
- C&Iテクノロジーによる、より柔軟な臨床検査システム
- データベースに多次元データベースのCache'を採用
- 臨床現場の多種多様なニーズに対応した、高速かつ拡張性に優れたシステムです
機能一覧
予約・受付
- 依頼受付入力
- 患者属性入力
- 受付台帳
- 予約・依頼情報受信
- 採血管準備システム接続
- 検体到着確認
- 検体バーコードラベル発行
- 分注ラベル発行
オンライン接続
- オンライン取込み起動・停止
- 自動分析装置オンライン
・分析装置よりリアルタイムに結果の取り込みを行います。
・結果取り込み時、各種結果チェックを行うことが可能です。 - 再検指示
オンラインモニタ
・分析装置からの結果取込み状況をリアルタイムに表示します。
・再検の管理を行います。
結果入力
- 検体別結果入力
- 検査結果一括入力
- 血液像カウント入力
- 沈渣結果入力
・検査の進捗状況をリアルタイムに表示します。
・未検査、未報告等の情報管理を行います。
・上位システムへの結果送信、報告書発行指示が可能です。
進捗管理
■検査進捗モニタ
- 検査の進捗状況をリアルタイムに表示します。
- 未検査、未報告等の情報管理を行います。
- 上位システムへの結果送信、報告書発行指示が可能です。
結果確認
- 未検査確認
- 異常値確認
- 検査結果台帳
- 検査結果問合せ
報告
- 検査報告書新規発行
- 検査報告書再発行
- 検査報告書仮発行
- 検査データ外部出力
委託検査
- 外注検査依頼FD作成
- 外注検査依頼リスト
- 外注検査結果登録
精度管理
- X-R管理図
- ヒストグラム
統計
- 科・病棟別依頼項目数集計
- 科・病棟別検体数集計
上位システム接続
- 予約・依頼情報受信
- 患者基本情報受信
- 検体到着情報・会計情報送信
- 検査結果送信
※赤字はオプション機能です。
システム構成例
構成例1(スタンドアロン構成)
- 端末1台、測定機1台、プリンター1台の最小構成例です。
- 端末はデスクトップパソコン、ノートパソコンのどちらでも構いません。
- 依頼受付入力の手間を省くことが可能です。
- 分析装置からの依頼・結果受信はリアルタイムに行ないます。自動再検チェックを行い、正常データは自動でクリーンデータとして登録します。
構成例2(サーバークライアント構成)
- 接続する端末、プリンター、分析装置の台数に制限はありません。
- サーバー機はクライアント端末として使用することが可能です。
- 検体バーコードにて運用にすることにより、各分析装置でのランダム測定が可能となります。
- 分析装置からの依頼・結果受信はリアルタイムに行ないます。自動再検チェックを行い、正常データは自動でクリーンデータとして登録します。
構成例3(上位システム連携・診療支援)
- 電子カルテ、オーダリングシステム等の上位システムと接続することが可能です
(接続方法は、さまざまな形態に対応しております) - 病棟、ナースステーション等に設置してある端末にて、24時間いつでも結果を参照することが可能です
- バックアップサーバーにより信頼性に優れたシステムを構築できます
※バックアップ機は通常は、クライアント端末として使用することが可能です
臨床検査システム
概要
病院検査部や検査センターを対象とした臨床検査の総合検査システムです。
生化学、血液、血清、一般、細菌、病理、生理等の各検査部門毎にデータ管理する分散型処理機構と検査室の依頼・検査データを一元管理する統合管理機能のネットワークデータベースシステムです。検査受付の仕組み(オーダーリング/医事システム/OMR・OCR読取り機それぞれのオンライン接続)、検体取り間違いの防止や検体ランダム測定を有効にするバーコードラベル発行・測定機能・国内外の分析装置とのオンライン接続の実績、リアルタイム処理報告を可能にした精度管理機能、公衆回線を利用した院内診療科や分院・サブセンターとの端末設置等臨床検査室の効率化・合理化を実現促進し、本来の目的である診療側へのサービス、検査精度の向上等に時間を振り分けられる仕組みを提供します。
これらは、20数年の検査システム開発によるノウハウをコンポーネント化・サブシステム化しており、それらのコンポーネントを組み合わせることによって短納期でユーザーが望むシステムをインテグレーションし提供できるものです。
また、検査そのものが刻々変化するなかで検査担当者が簡単に項目変更・追加といった費用の発生を極力生まないシステムを提供できるようになりました。総合システムとして提供できるコンポーネントを数多く用意しております。
主な機能
部門別処理機構(分散化システム)とデータ一元管理
検査項目、ワークシート、報告書、分析装置等設定のマスター・テーブル化
マルチジョブ・リアルタイムのデータ収集機能
- 分析装置を複数台接続し、効率的な端末PC配置
測定機オンライン(測定サブシステム:オプション)を用意
- 生化学分析装置・血清分析装置、血液分析装置、一般(尿・便)分析装置、細菌分析装置
外部システムとの接続機能(オプション)
- オーダーリングシステム、医事システム、電子カルテシステム
- 外注検査センター端末
自動化の仕組み
- バーコード管理とラベラー機能、OCR/OMR伝票、分注機・搬送システム
統計集計機能のオープン化
- Excel等の汎用集計ソフトで独自のデータ整理
細菌検査システム
概要
病院検査部や検査センターを対象とした細菌検査室のシステムです。
一般細菌を対象とし検査の依頼・検査結果データを一元管理するデータベースシステムです。
抗酸菌については、サブシステム化し中間報告機能を網羅し、一般菌とは別にデータ管理する仕組みでご提供しています。
一般菌や薬剤感受性のパターンなどマスターテーブル化、画面も単純化し簡単操作できるよう工夫されています。
検査受付の仕組み(オーダーリング/医事システム/OMR・OCR読取り機それぞれのオンライン接続)、検体取り間違いの防止や検体管理を有効にするバーコードラベル発行、MIC測定機のオンラインデータ収集、あるいは院内感染対策統計表などユーザーのご要望にお応えできる機能を用意しています。
また、検査そのものが刻々と変化するなかで検査担当者が簡単に項目変更・追加できるようマスター・テーブルで管理できる構造にし、ソフトウェアの変更・追加といった費用の発生を極力生まないシステムを提供いたしております。
主な機能
検査受付業務
- 受付入力、属性入力、ワークシート発行
受付台帳発行業務
- 受付台帳発行
検査結果入力業務
- 検査結果入力、感受性結果入力、塗抹・培養・同定結果入力、コメント入力
問合せ業務
- 検査結果問合せ
結果台帳発行業務
- 結果台帳発行
報告書発行業務
- 報告書発行
統計集計業務
- 外来・入院検体数、主要菌種感受性判定、主要菌別薬剤有効率、入院・外来別薬剤有効率、検査材料別薬剤有効率、科・病棟別検出菌集計 等
テーブル管理業務
病理検査システム
概要
病院検査部や検査センターを対象とした病理検査室のシステムです。
病理検査は生化学・血液・一般尿検査とは違って検体の情報が多く(材料・臓器・部位など)かつ病理所見の報告は文章で表現されます。
また結果データを長く保存する要望が強く、生化学検査などの単なるルーチン業務のデータ処理機能では有効にシステムを活用できません。
これらのデータ管理を有効に活用するためのDB(データベース)システムで、大量のデータ管理(可変長データ)やデータアクセスのレスポンスを最適化するデータベース構造といった工夫、画面も単純化し簡単操作できるよう工夫されています。
また、標本の管理をスムーズに行うためのバーコードラベル管理、材料・臓器・部位・所見など検査担当者が簡単に変更・追加できる要マスター・テーブルで管理できる構造にし、ソフトウェアの変更。追加といった費用の発生を極力生まないシステムを提供いたしております。
主な機能
病理検査受付業務
- 細胞診受付
- 組織診受付
- 患者属性登録
受付台帳発行業務
- 受付台帳発行
検査結果入力業務
- 細胞診結果入力
- 組織診結果入力
問合せ業務
- 患者検索
- 細胞診問合せ
- 組織診問合せ
- 問合せリスト
結果台帳発行業務
- 細胞診結果台帳発行
- 組織診結果台帳発行
統計集計業務
- 臓器別件数集計表、診断別件数集計表、材料別件数集計表、Excel用集計機能
テーブル管理業務
大腸がん検診サブシステム
概要
便潜血分析装置と連携を行い、ご施設様の運用にあわせたスピーディ且つ確実な受付/測定/報告が可能です。複数の装置やオーダーを制御し、健診システムや検査システムなどの上位システムへ集約した結果を送ります。
学童検診システム
概要
幼稚園から大学で行われる学童検診において、尿、循環器、脊柱側弯症、寄生虫検査などに対応します。学籍簿登録、経年変化にも対応したフレキシブルなシステムです。
※本製品は、電算グループ 株式会社ティー・エム・アール・システムズ製品です。