株式会社電算

佐久市 佐久市

自治体

新佐久市誕生10周年記念事業
所在地 長野県佐久市中込3056
人口 99,434 人
(H27.2.1現在 長野県毎月人口異動調査結果)
サイト http://www.city.saku.nagano.jp/
http://www.saku-library.com/

佐久市は、人口約10万人の長野県東部地域における中心都市。全国でも有数の健康長寿の里であり、ぴんころ地蔵尊はそのシンボルである。上信越自動車道、長野新幹線の開通以降さらなる発展を遂げており、佐久鯉、佐久バルーンフェスティバルは全国的にも有名である。

佐久市役所企画部広報広聴課課長高塚 慎一氏

佐久市役所
企画部広報広聴課
課長

高塚たかつか 慎一しんいち

佐久市役所 企画部広報広聴課 課長補佐 工藤 基伸氏

佐久市役所
企画部広報広聴課
課長補佐

工藤くどう 基伸もとのぶ

新市10周年に合わせた広報アーカイブ・動画配信

全国でも有数の健康長寿の里である長野県佐久市。同市では「新佐久市誕生10周年」に伴いホームページのリニューアルを検討。合わせてWebアクセシビリティの向上と動画活用推進のため、動画配信機能が充実したAirLibroを採用。2015年2月にはホームページリニューアルと同時に、サイト「佐久市の本棚」をオープン。過去10年にわたる広報紙の他、動画を盛り込んだ佐久市赤ちゃん手帳を公開。マルチデバイスへの対応も実現し、全国への情報発信力を高めている。

ポイント
  • 新市誕生10周年に合わせ、過去10年分の広報紙全てをアーカイブ
  • 佐久市赤ちゃん手帳には、動画を活用し表現力を向上
  • クラウド利用により、職員の運用負荷軽減と将来の拡張性を確保
佐久市のトップ ページの「くらし」モ ードから「佐久市の本棚」へアクセス。「佐久市の本棚」にて情報を一元配信。

過去10年の広報紙は、10万都市佐久市の歩みを物語る
佐久市赤ちゃん手帳では、離乳食の形態の手順を動画で説明。忙しいお母さんもタブレットやスマートフォンで「いつでもどこでも」ブックを閲覧できる

新市10周年に合わせホームページをリニューアル、情報発信力を強化

佐久市 キャラクター

古くは中山道・佐久甲州街道との交点であり、宿場町として発達した佐久市。広く豊かな平野部では稲作と、水田を活用した鯉の養殖が盛んである。毎年ゴールデンウィークには「佐久鯉まつり」が開催されている他、熱気球のイベント「佐久バルーンフェスティバル」も注目を集めており、遠方からも多くの人が訪れている。

同市では「徹底した情報公開による市民参加型市政の実現」を重点施策の一つとして掲げており、2015年4月には「新佐久市誕生10周年」を控え、公式ホームページのリニューアルを検討していた。

リニューアルにあたっては「誰もが利用できみんなの拠り所となれるホームページ」、「佐久市の魅力を引き出しわかりやすく伝えることができるホームページ」を目指していた。

また、企画部広報広聴課課長 高塚慎一氏は「リニューアルと同時に、SNSの活用や動画配信をより強化していこうと考えていました。市の魅力や歴史、暮らしの情報等、さまざまな情報をわかりやすく伝えるためには、動画を有効活用した表現力の向上と、誰もが簡単に閲覧できるアクセシビリティの向上が必要でした。」と語る。

動画活用による表現力の向上と、電子本棚によるアクセシビリティの向上

AirLibroを見た広報広聴課課長補佐 工藤基伸氏は、「今までも電子ブックを使ったことはありましたが、ただパラパラとめくる製品しか見たことがありませんでした。AirLibroではブックに動画や写真を自由に埋め込むことができ、その操作もWordを使うように簡単でした。AirLibroを情報配信・動画配信の有効なツールとして活用でき、市の魅力発信に役立てられると感じました。」と当時を振り返る。

動画配信に加え、AirLibroの持つ電子本棚機能では、公開したブックをカテゴリ毎に一覧表示でき、利用者は一覧の中から読みたいブックを直感的に探すことが可能なため、アクセシビリティの向上を図ることができる。

こうしてホームページのリニューアルと同時に、AirLibroの導入を決定し、構築作業をスタートした。

導入にあたっては、電算データセンターを利用しクラウド上にAirLibroを構築した。「クラウド利用によりサーバ管理の職員負担が軽減でき、さらに将来のサーバ能力の拡張性も確保できます。またデータセンター利用により災害時の業務継続性も高めることができます。」と工藤氏。導入作業、試験利用期間を経て、4か月ほどで作業は完了した。

動画活用による表現力の向上

2015年2月「佐久市の本棚」をオープン

二色刷りだった広報紙のトピックス欄は、別冊の電子ブックにまとめ、フルカラーで公開予定

二色刷りだった広報紙のトピックス欄は、別冊の電子ブックにまとめ、フルカラーで公開予定

2015年2月に同市のホームページリニューアルと同時に、サイト「佐久市の本棚」をオープン。AirLibroで構築した当サイトの本棚には、新佐久市誕生からの過去10年分の広報紙、計170冊を超えるブックを一斉公開。企画部広報広聴課広報広聴係 日向氏は「佐久市は広報紙に力を入れています。10年分の広報紙は、市の歩んできた歴史そのものです。また、広報紙のトピックス欄は別冊にまとめ電子ブック化予定です。紙の冊子ではトピックス欄は2色刷りでしたが、電子版であればフルカラーにしてもコストがかかりません。」と話す。

AirLibroにて広報紙を公開すれば、読んだ人がAirLibroのSNS連携機能を使ってブックの情報を拡散することもできる。

全職員・各課にAirLibroのアカウントを付与。各課の情報発信に活用

広報紙以外にも、各課にてAirLibroは活用されており、「議会だより」、「佐久市生涯学習 基本構想・基本計画」、観光情報誌「信州佐久」等が公開されている。今後はさらに各課での利用を推進していく予定だ。

同市では「安心安全な子育て支援」を重点施策としており、佐久市赤ちゃん手帳を電子ブック化・公開した。佐久市赤ちゃん手帳は、子育ての情報、母子保健サービスの概要が綴られた冊子。離乳食の形態の動画を盛り込むことで、離乳食の進め方の手順が分かりやすくなった。このように、同市の各種動画を配信することで、利用者はVOD(ビデオ・オン・デマンド)で必要な動画を電子ブックの中でいつでもどこでも視聴することができる。

同市では、各課が情報配信のツールとしてAirLibroを活用できるよう、全職員・各課にAirLibroのアカウントを付与している。今後の方針について、高塚氏は「AirLibroの活用はまだスタートしたばかり。各課の利用や動画配信をさらに進め、市の情報発信に役立てていきたい。」と述べる。

新市10周年という節目の年を迎えた佐久市。リニューアルしたホームページと電子ブックの相乗効果は、地域住民の利便性の向上、交流人口の増加をもたらし、佐久市の更なる発展に寄与していくだろう。

大町市キャラクター

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佐久市の本棚

※本導入事例の記載内容は2015年2月現在のものです。
※AirLibroは株式会社電算の商標または登録商標です。その他記載されている商品名・サービス名は各社の商標または登録商標です。

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