【導入事例】日置電機株式会社様
日置電機株式会社
流通・製造業
本社 | : | 長野県上田市小泉81 |
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創業 | : | 1935年6月 |
設立 | : | 1952年1月 |
資本金 | : | 32億9,946万円 |
社員数 | : | 778名(2015年12月31日現在) |


製品カタログをタブレットで利用、営業力を強化
長野県上田市に本社を置く電気計測器メーカーの日置電機株式会社。幅広い計測ソリューションを日本国内・世界に提供している同社は、情報共有と営業力の強化に向けAirLibro を採用。数百冊にわたる製品カタログをAirLibro で一元管理・公開した。これにより、紙の資料の印刷・持運びが不要、いつでもタブレットから最新資料を利用可能になり営業力の強化と業務効率化を同時に実現した。
- 数百冊にわたる製品カタログを一元管理、国内・海外の販売拠点に展開
- データ容量の大きいカタログも電子ブックでスピーディーに閲覧
- タブレット活用により、紙資料を使わずにいつでも最新資料にアクセス可能

世界をターゲットにした販売網の構築
1935年の創業以来、産業界のマザーツールと呼ばれる電気計測器一筋に自社ブランドの製品を提供してきた日置電機株式会社。
計測器の開発、生産、販売、アフターサービスまでを一貫して行う三位一体の体制をとることで、高品質、短納期、低コストのサービスを提供し競争力を維持し続けている。
同社は、事業のグローバル化を実現するために世界市場をターゲットに販売網の構築に取り組んでいる。1998年にアメリカにHIOKI USA CORPORATIONを設立したのを皮切りに、現在では中国、シンガポール、韓国に販売会社を設立。現地市場の開拓を進めるとともに、市場ニーズの正確な把握と製品へのフィードバックを行い、世界市場に通用する新製品開発に活かしている。
製品カタログの情報共有

日本国内、また世界で販売を推進するための重要な課題の1つが、「情報共有の推進」である。
中でも幅広いラインナップの製品カタログをどう共有・活用するかは重要な要素であった。
製品カタログは、主に自社内で作成されており数百冊以上にのぼる。デジタル化はされていたものの、データ量が多いこと、また製品の種類が多岐に渡り新製品も追加されていくことから、情報共有は簡単ではなかった。また、国内と海外の両方の拠点をカバーしなければならないことも情報共有を難しくさせていた。
約一ヶ月で導入作業を完了
これらの情報共有の課題を解決するため、コンテンツを一元管理し電子ブック形式で配信できるAirLibroの採用を決定。「カタログをタブレットに入れて持ち歩く」というコンセプトから、「ブリーフケース」という愛称でAirLibroの電子本棚を構築。製品カタログは、スムーズに電子ブックに変換され、電子本棚上に並んでいった。 導入期間は、クラウドの仮想サーバサービスを利用したこともありAirLibroサーバの構築、電子ブックの作成を含め約1ヶ月で完了した。
電子本棚には、製品カタログの他、総合カタログ、販促資料等が格納され、マルチデバイス(PC・タブレット・スマートフォン)から閲覧が可能となった。
「ブリーフケース」でカタログを閲覧
AirLibroのリリース後は、タブレットから電子本棚にアクセスすることで、最新のカタログをすぐに見つけることができるようになった。また写真が多く画質の高いカタログも、待ち時間のストレス無く、スピーディーな閲覧が可能となった。さらにブックをタブレットにダウンロードすればオフライン環境でもブックを読むことができる。
カタログの電子化により営業力の強化と業務の効率化を図った同社。今後もAirLibroを活用し、情報共有を更に強化していくという。

※本導入事例の記載内容は2016年8月現在のものです。