- ChatGPT/Azure AIなどを利用したAI関連製品の開発・販売を強化 -
株式会社電算(本社:長野県長野市、代表取締役社長:轟 一太、以下 「電算」)は、2023年6月30日、Intumit Inc.(インツミット株式会社)(本社:台湾新北市、代表取締役社長:邱 仁鈿、以下 「インツミット」)とChatGPT/Azure AIなどAI※1関連商品の共同研究開発及び販売に関する包括的協業契約を締結いたしました。今回の契約締結により、注目が高まるAI分野において、両社の強みをいかした製品の開発から提供を加速させてまいります。
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協業の目的
インツミットはビッグデータやAIを活用したソリューションにおいて500社を超える導入実績があり、高度なAI技術と深い知見を有しています。
電算は長年にわたり地方公共団体のお客様に向けた行政情報システムの開発を提供しており、豊富な実績に加え、最近では自治体DXを推進するソリューションも提供しています。
両社はこれまで、日本市場における「SmartKMS※2」(スマートケイエムエス)及び「SmartRobot※3」(スマートロボット)の販売で強い関係を築いてきました。本協業契約では、両製品をはじめ、注目が高まるAI関連製品の開発・提供に向け、一層の関係強化を図ります。 -
協業のスキーム
両社のコラボレーションにより、AIの研究・開発企業である米国OpenAI社の「ChatGPT」、マイクロソフト社の「Azure AI」などを利用した製品の企画・開発・販売に協力して取り組みます。また、それらの技術を応用・発展させた新しい技術の開発にも取り組みます。
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今後の展開
公共分野に対する電算の強みとインツミットの実践的な専門知識をいかし、「行政、観光、教育」等の分野を中心にAI関連製品の展開を進めるとともに、DXを推進するツールとして幅広いお客様に喜ばれる優れた製品の提供を目指してまいります。
ChatGPT/Azure AIとの対話を強化・進化させるSmartLLM※4のイメージ
※1 Artificial Intelligence(人工知能)の略
※2 インツミットが開発したAIを搭載したナレッジマネジメントシステム
※3 インツミットが開発したAIを搭載したチャットボット
※4 インツミットが開発したChatGPTなど大規模言語モデルの処理を進化させるファウンデーション(基盤)モデル
本件に対するコメント
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インツミットのコメント
邱 仁鈿:インツミットのAI導入における豊富な経験は、この協業で電算の既存及び潜在顧客に最先端のAI技術と関連するアプリケーションの効果的な導入を加速させるものと期待しています。インツミットはこの協業が両社とそのお客様にとって大きな価値をもたらすと確信しております。
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電算のコメント
轟 一太:電算は創業以来、地域に暮らす人々が安全・安心で豊かな生活を送るためのソリューションを提供してまいりました。AIの安全性については様々な議論がされておりますが、インツミットとの包括的協業契約により安全性を高め、お客様が安心してご利用いただけるAIシステムの提供を目指してまいります。
Intumit Inc.について
会社名 | Intumit Inc. (碩網資訊股份有限公司) |
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所在地 | 20F., No. 86, Sec. 1, Beixin Rd., Xindian Dist., New Taipei City 23147, Taiwan |
代表者 | 代表取締役社長 邱 仁鈿 |
設立 | 1999年5月 |
URL | https://www.intumit.com/ |
株式会社電算について
会社名 | 株式会社電算 |
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所在地 | 長野県長野市鶴賀七瀬中町276-6 |
代表者 | 代表取締役社長 轟 一太 |
設立 | 1966年3月 |
URL | https://www.ndensan.co.jp/ |
製品サイト
SmartKMS(電算)
https://www.ndensan.co.jp/kms/
SmartRobot(電算)
https://www.ndensan.co.jp/smartrobot/
SmartLLM(インツミット)
https://www.intumit.com/smartllm_ja/